『乳がん』PET検査の日がきた
10/4
PET検査当日
このPET検査、癌と診断されたら
保険適用になるそう。
（保険適用で3割で3万くらい）
あぁ…がん患者になったんだな…と
改めて実感した検査だった。
この日は朝8時以降は絶食。
結局朝ご飯も食べずに、お腹ぺこぺこ状態で
13時20分までにPETセンターへ
病院とは別の建物で、
PET専用の建物らしい…
緊張をほぐすためなのかな…
建物の中はホテルのロビーみたいな
高級な室内に、心地よい音楽が流れていた
受付の人に問診票を渡され色々記入
質問の中に、コロナワクチンはいつ打ったか
というのがあり、なんで？って思ったけど、
コロナワクチンはリンパが腫れたりするから
誤診を防ぐために確認するそう…
少しロビーで待つと呼ばれて、
PET検査する場所へ案内された
自動ドアが開くと靴を脱ぐ場所があり、
靴を下駄箱へ入れてスリッパに。
そして更衣室に荷物を置き、着替えをして
その後は血糖値を調べる検査へ
看護師さんに問診票について色々聞かれて、
指から血を取る形で、血糖値が高くないか
調べた。結果は問題なし
その後は薬剤を注射したんだけど、
放射線が出るからなのか、
注射を開始してから、看護師さんは
少しの間ビニールのついたての後ろに隠れ、
全部薬剤が入り終わってから、針を抜いた
注射してからは体内に薬剤が回るまで
1時間待たなければいけないため、
指示された番号のついている
専用の待機場所まで、自分1人で行く。
部屋はカーテンのついた小さな個室で、
リクライニングチェアが1台置いてあり、
テレビもついてるんだけど、
検査に影響するため、
テレビは検査前は見てはいけないとのこと
時間と共に薬剤が体に回り、
不要の薬剤は尿から排出されるとの事で、
検査までの間、水を500ml飲んで、
トイレに行くように指示された
テレビもスマホも見てはいけないし、
体を激しく動かすのも禁止なので、
（筋肉を使うとそこに薬剤がたまって、
それもまた誤診の原因になるそうなので）
横になって安静にし、
呼ばれるまでひたすら待った
『乳がん』造影剤MRIの検査
乳がんを詳しく調べる検査は
3日間に分けられて行われた
2022.9/27 造影MRI検査（胸部）
2022.9/28 CT検査（脳）
2022.10/4 PET検査
9/27
16時に放射線受付へ
受付を済ませ、
待合室へ。
緊張しながら呼ばれるのを待つ😣
しばらく待つと呼ばれ、
色々と説明を受ける
上半身裸になり、病衣に着替える
・金属は外すこと
・タトゥーは入ってないか
・狭いところは大丈夫か
など、色々聞かれて答える
造影剤を入れるために、
手首に点滴針を刺され、テープで固定される
検査室に入ると、
台の上にうつ伏せになって下さいと
胸を入れる輪っかが２つあって、
そこに自分の胸を2つ入れる🤣🤣
（何ともいえない気分〜😅）
最初から造影剤は入れず、
途中から入れると説明を受け、
ヘッドフォンを付けられて始まった。
うつ伏せで、手はおでこを支える感じに
置いたが、地味にツラい姿勢…💦
ゴーゴーギーギーカンカン〜と
まーうるさいうるさい…
ひたすら目を瞑って耐えてた…💦
途中で造影剤を入れる為に看護師さんがきて
点滴針から入れていった
検査時間は30〜40分くらいかな
とにかく姿勢がつらかった…
そして『乳がん患者』になった自分
病院から帰宅して
病院で説明されたことを
一通り旦那に話した
・女性ホルモンを餌に増殖するタイプの癌
・HER2は発現していない
・手術をしないといけない
・造影MRI、脳のCT検査、PET検査をする
・上記の結果でステージが決まる
・BRCA遺伝子検査をうけるかどうか
（この検査で陽性であれば、全摘＋健側の
予防切除を進めると。卵巣も取った方がよい）
・広がりがなければ部分切除ができる
・部分切除なら放射線必須
この時点では、ki-67は教えてもらえず
この日まで不安で不安で
旦那にも「がんだったらどうしよう…」
と言ってて、
旦那はいつも
「大丈夫だって」と励ましてくれてた
この時の私は余裕がなく
旦那に
「あなたの大丈夫は大丈夫じゃない‼️」
と最低なことを言ってしまっていた
（当時はごめん。旦那…）
この日から私は
『乳がん患者』になった
告知されて
3つの検査をして、
その結果次第でステージが決まり
手術しますと。
この時の心境は、
ある日突然有無を言わさず
行き先の決まっているトロッコに乗せられ
『体内の検査』という駅に
強制的に下ろされては
またトロッコに乗り
ゴールに向けて
強制的に乗せられるような感覚だった
人間ある日突然がん告知をされて
『がん患者』になるんだなと
こんなに簡単に…あっさりと…
44年生きてて初めて知った…
検査結果は『乳がん』です。
病院から追加検査が発生したと
電話を受けてから2日後
針生検の結果を聞く日がきた
混み合う外来の中を
不安と恐怖から
泣きそうになりながら待つ
（がんだったらどうしよう…）
（でも親もがんになったことないし、
親族でも乳がんはいないから大丈夫かな）
（どうか！！大丈夫でありますように🙏）
この待ち時間、凄く長く感じて、
不安で不安で凄くツラかった…
そして順番がきた
診察室に入り、説明を受ける
医「結果は右乳がんです」
私「そうですか……」
そして医師は紙を使い、
淡々とがんのタイプと今後の検査について
話し始めた
・ホルモン陽性タイプ
・HER2は発現していない
・乳がんの中で1番多いタイプ
・腫瘍は1センチくらい
・乳房部分切除でいけるかな
・部分切除なら術後放射線必須
今後の検査は
・造影剤MRI検査（乳房内の広がりの検査）
・CT検査（脳に転移がないか調べる）
・PET CT検査（全身転移を調べる）
この3つの検査を行いますと
出来るだけ平常心を保ち、
冷静に診察室を出たが、
1人だけ取り残されたような感覚…
がんだって…どうしよう…
終わって旦那にLINE…
私「乳がんだった」
旦「マジか…帰ってきたら話そう」
本当に…ツラかったな…
やっぱり嚢胞が大きくなってたよー
病院での検査からもうすぐ1年…
嚢胞はというと、
明らかにサイズが大きくなってきている
少しずつサイズアップしてるような…
触った感じはよく動くんだけど、
形は楕円形のような感じ
硬くもないし柔らかくもない
あまり気にしないようにしたことと、
1年検診もうすぐだしって事で、
病院にはその後連絡しなかった。
2022年9月
1年検診の日がやってきた
マンモとエコーを行い、
いざ診察へ…
医「嚢胞大きくなってますね〜
念の為生検してみましょう！」
私（やっぱり…サイズアップしたよねぇ😅😅）
医「針を刺す部分に麻酔をしてから針を刺します。細胞を取るのに何度かバチンと音がなりますよ〜」
麻酔のおかげで痛くはないが、
ぐいぐい針を押し込む感じがなんとも…💦
エコーを見ながら刺していき、
そばにいた看護師さんに、
医「取れてるよねー？」
と確認しながら採取してた
医「結果はまた1週間後〜」
その後の1週間生きた心地しなかった
ネットで乳がんについて調べては
落ち込んだりしてて、
まさか乳がんだったらどうしよう…と
不安で不安でたまらなかった
