そして『乳がん患者』になった自分
病院から帰宅して
病院で説明されたことを
一通り旦那に話した
・女性ホルモンを餌に増殖するタイプの癌
・HER2は発現していない
・手術をしないといけない
・造影MRI、脳のCT検査、PET検査をする
・上記の結果でステージが決まる
・BRCA遺伝子検査をうけるかどうか
(この検査で陽性であれば、全摘+健側の
予防切除を進めると。卵巣も取った方がよい)
・広がりがなければ部分切除ができる
・部分切除なら放射線必須
この時点では、ki-67は教えてもらえず
この日まで不安で不安で
旦那にも「がんだったらどうしよう…」
と言ってて、
旦那はいつも
「大丈夫だって」と励ましてくれてた
この時の私は余裕がなく
旦那に
「あなたの大丈夫は大丈夫じゃない‼️」
と最低なことを言ってしまっていた
(当時はごめん。旦那…)
この日から私は
『乳がん患者』になった
告知されて
3つの検査をして、
その結果次第でステージが決まり
手術しますと。
この時の心境は、
ある日突然有無を言わさず
行き先の決まっているトロッコに乗せられ
『体内の検査』という駅に
強制的に下ろされては
またトロッコに乗り
ゴールに向けて
強制的に乗せられるような感覚だった
人間ある日突然がん告知をされて
『がん患者』になるんだなと
こんなに簡単に…あっさりと…
44年生きてて初めて知った…